ふぃえすた2025

ふぃえすた

『ふぃえすた』は「カルチャーのおきゃく^※1」と題し、高知の伝統的なお祭りであるよさこい踊り、社交ダンス、サルサという各種ダンスだけでなく、音楽、アート、木工など、あらゆる文化を融合させたイベントで、今年で4回目の開催になります。

1日目は、はりまや橋商店街にてお祭り。2日目は、ラ・ヴィータホールにて発表会と打ち上げ。

おまけに3日目は、高知観光ツアーと盛りだくさんなイベントです。

今回は2年ぶりにオーストラリアからALEXが来日し、ALEX&MIKAによるデモンストレーションも 見られました。

1日目　はりまや橋商店街

大雨の天気予報に反し、好天に恵まれました。アーケード街とは言っても屋外なので、雨が上がって本当に良かったです。

社交ダンス、よさこい、音楽ライブ、アート、木工体験、地元グルメ、そしてサルサなどなど、長時間に渡りましたが終始盛り上がりました。

私たちも木工体験で鳴子を制作し、よさこい体験ではよさこいを教えてもらい、地元の子供たちと一緒に楽しく踊りました。

サルサのワークショップでは、木工体験で作った鳴子や竹太鼓でクラーベを打ちながらサルサベーシックを踏むレッスンを行いました。さすが高知の方々、鳴子を鳴らし慣れているので、すぐにできました。

私が3年前から高知でサルサを教えている生徒さんたちも遊びに来て下さり、ALEX&MIKAによる本格的なサルサパフォーマンスを見て大興奮、会場も盛り上がりました。

私は社交ダンス（ショーダンス）とよさこい（TACYON）に出演しましたが、この日はサルサチームメンバーは完全にオフ、リラックスモードでお酒にご当地グルメを大満喫しました。

2日目　ラ・ヴィータホール

プロデモ・プロアマデモ・よさこい・ミュージックライブなど、盛りだくさんな内容です。

前日に続き、ALEX＆MIKAのパフォーマンスに加え、カシーノからコレデモダンサーズパーフェクトサルサチームのメンバーもパフォーマンスをしました。

屋外も開放的でよいのですが、素晴らしい音響と照明の中で足場を気にせず全力で踊るダンサーの迫力がすごいです。元々商店街を練り歩くよさこいは、逆に屋内で踊ることがないためちょっと不思議な感じです。

パフォーマンスは2チームともなんだかトラブルがあったようですが、みんな楽しく踊れました♪

私はサルサ2曲、よさこい、社交ダンスに出演させて頂き、終始着替えばかりしていました。

イベント終了後には、たくさんの皿鉢料理※2が豪勢に並ぶ打ち上げを実施してくださり、高知の地元料理に舌鼓を打ちながら、他のダンサー・踊り子さんたちと交流することができました。

私は5年前から高知でお仕事をさせて頂いており、高知のグルメはほぼ食べつくし皿鉢料理は何度も食べたことがあったのですが、鯛そうめんは初めてでした。

編集後記

2日間を通し、若い世代の方からご年配の方々までさまざまな年代の、地元高知だけでなく関東や広島など日本中から集まった方々が交流する、とても素晴らしいイベントでした。準備から当日の運営で孤軍奮闘・一騎当千の働きをする丁野先生とパートナーのノゾミ先生には心から感謝申し上げます。

私はふぃえすたの初回から毎回参加させてもらっていますが、回を追うごとにイベントの規模が大きくなっています。高知でも認知度が上がっており、出場を希望するよさこいチームも増えてきているとのことで、素晴らしいの一言です。

そもそもサルサ自体が様々な文化を融合して形成されたものですが、よさこいという和の文化や社交ダンスに触れることでお互いにさらに豊かなものになる可能性を感じるので、高知でもサルサがもっと広められると良いなと思い、来年までにはよさこいチームの子たちにサルサを覚えてもらおうかな、と思いました。

村川弘美